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いくら金儲けと言えどもやって良いことと悪いことがある|悪徳病院の錬金術

医者


「ジリリリィ~、ジリリリィ~」目覚まし時計の音で目を覚ました。この時期になると朝布団から出ることが、この上なく辛い。こんな日に会社に行きたい人などいないだろうが、重い腰を上げてダイニングに向かった。

ダイニングに向かう途中、不思議な光景が目に飛びこんできた。“ハイハイ”をしている大きな子供がいる。当時4歳の僕の息子だった。

僕 「何やってんの?」
息子「足痛いねん!」
僕 「・・・。」
妻 「病院連れてこうかなぁ」
僕 「行くとええんちゃう、無理なら幼稚園休めばええし」
妻 「せやなぁ、行ってくるわ」

前の日に遊び過ぎて捻挫でもしたのだろう、とあまり気にもせず会社に向かった。

昼休みに携帯を見ても、妻からLINEは入っていない。やっぱ、なんともなかったか。
その日もいつも通り仕事を終え、いつもの時間に帰宅した。

「ガチャ」リビングの扉を開けると妻がテーブルの前に座っていた。息子はその隣で走り回って遊んでいる。

妻「あのさー、今日、整形外科行ったやんか~」

また、結論を先に言わない、妻の長い物語を聞かないといけないかと思うと、不快感が頭を過った。しかし、長い話の後、信じられない言葉を耳にした。

妻「MRIやってもらったら、Aちゃん脊椎の病気やった」
僕「はぁ?MRI?せ、脊椎・・・、足痛かったんちゃうの?」
妻「やから、先天性の異常があんねん。足はそのせいで痛いらしい・・・」
僕「・・・脊椎、そんなん大丈夫なんかよ!」
妻「潜在性二分脊椎っていう病気、ネットとか見ると怖いこと書いてるよ・・・」

妻の目は涙で滲んでいた。

僕は急いで、Googleで「潜在性二分脊椎」検索した。

幼児期はあまり症状が見られませんが,成長期(学童期や思春期)になると、脊髄係留症候群の危険があります。腰の部分で癒着した脊髄は身長の伸びについて行けずに引き延ばされ(足や膀胱・直腸に行く神経の機能低下)、転びやすくなったり、尿を漏らすようになるなどの症状が出てくることがあります。水頭症などの合併症・・・



頭が真っ白になって、僕はパソコンを閉じた。

でも、すぐに脳ミソをフル回転させて妻に言った。

僕「MRIを撮るのはおかしいやろ!俺でもヘルニアのときに2回撮っただけや!」
僕「子供が足痛いだけで、MRIなんか撮る奴おらん!」
僕「しかもAちゃん走り回って遊んでるやん!」
妻「でも、レントゲンでも異常なしやったし、そんで、MRI」
妻「注射打って、リハビリのマッサージしたら歩けるようになって・・・」
僕「で、今後どうするって?」
妻「リハビリに来てって言われただけやけど」


いきなり子供にMRIをして、先天性の異常だと告げ、注射して、マッサージ、まったく意味が分からなかった。

次の日、僕は息子を連れて病院へ向かった。病院の待合室は大勢の人で溢れている。その周りを子供は走り回って遊んでいる。

看護婦に病室に呼ばれ、僕らは先生の前に座った。
短時間に、いろんな疑問を先生に投げつけたが、礼儀知らずの態度の悪い医者からまともな回答は無かった。

とにかく、自分は「潜在性二分脊椎」について日本で一番詳しい。注射をしたから良くなった。マッサージに通えと。意味不明なことを言っていた。

この人と話すのは時間の無駄だと感じたので、MRIとレントゲン写真を借りて、他の病院に行くことにした。

それから数日後、家族4人で家から少し離れた総合病院の小児脳外科へ行き、これまでの経緯を病院の先生に告げた。所々で先生は首を傾げている。

そして、MRIの写真を見た先生から驚くべきことを言われた。

医者「この写真見れないんですよ
僕 「えっ、なぜですか?」
医者「子供が動いて写真がぼやけているので・・・」
医者「このくらいの子供がMRI撮るときは麻酔で寝てもらわないと」

僕 「そうですか・・・、それなら異常なんて見当たらないってことですか?」
医者「残念ながら、ぼやけていますが・・・」
医者「本来あり得ない場所に脂肪のような物が見えます」
医者「これが脂肪ならば・・・緊急手術の必要もあります」

医者「ただ、この写真では何かわからないので、麻酔を打ってMRIを撮ることをお勧めしますが、どうされますか?」
僕 「是非お願いします」
医者「わかりました。MRIは待ちが多いので来年まで、1カ月待ちになります」


それから僕と妻にとって地獄のような1カ月が始まった。

無神論者の僕は、生まれて初めて家族で初詣に出かけた。都合が良い人間だと思われても仕方ないが、僕は藁にもすがる思いで神に祈った。それから、家で拝む小さな置物を買って帰宅した。

毎日、妻と二人で小さな置物に手を合わせて、息子の無事を祈った。
忘れようとした時もあったが、思い出し、妻と二人で涙した。

それから、僕らにとって、とても長い一カ月が過ぎた。
とても寒い朝だったが雲一つない晴天に、僕らは病院へ向かった。


注射を打つとき、息子は大泣きしたが、薬を注入されると、すぐに寝てしまった。それから、動くベッドに乗ってMRIの検査室に運ばれた。

僕は絶対大丈夫だと、妻と自分に言い聞かせ、短いようで長い検査の時間を待った。

30分くらい待って、僕らは病室に案内されて先生の話を聞いた。
彼は、先ほど撮ったMRIの写真を見せながら、「異常はどこにも見当たらない」と僕らに告げた。

嬉しかった。本当に嬉しかった。人生でこれほど安心した日は無い。
息子を抱きしめて、家族みんなで喜びを感じあった。


でも、忘れていた感情が心の奥から湧き出てきた。MRIの写真は見比べれば、素人が見ても分かるくらい違うものだった。実際それは「写真」「版画」くらい差があったと思う。

こんな物でよく人の子供を先天性の異常あると言えたものだ。

後で聞いた話だが、彼、いや、「あいつ」のやり方は、とにかくMRIを撮るらしい。1回に保険を適用しても8000円支払うことになる。

金を撮るためにMRIを撮り、「見れない写真」を見て、病名をとって付ける悪魔のような男だ。今までそのやり方で何人も手術してきたらしい。


「あいつ」に社会的制裁をプレゼントしてやりたい。
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コメント

No title

悪名高いT州会ですか?

Re: No title

> テツさん

コメント有難うございました。

違いますよ(^^;
近所の個人病院です。

No title

はじめまして
まったく呆れた医者ですね
でも私見たことあるんです
ある大病院の脳外科で先生の机の上に
今月MRIノルマ○○件という張り紙を・・・
個人病院にMRIを入れるということは
そういうことなんでしょう
なにより、りあるむえさんのお子さん良かったですね。これからもブログ運営頑張って下さい。

Re: No title

>金柑頭 さん

はじめまして。コメントありがとうございましたm(__)m

多少のことは仕方ないと思うのですが、無理やり病気にするのは許せないですね!

息子のことまで気を使っていただき有難うございます。
これからもよろしくお願いします。!(^^)!

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プロフィール

りあるむえ

Author:りあるむえ
Real Muaythai(リアル・ムエタイ)
格闘技が大好きな30代のおじさんです。
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