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『老後不安』という心の火事を消すために

    シニア夫婦

2014年NHKで「老人漂流社会“老後破産”の現実」という番組が放送されました。お世辞にも良い住処とは言えない家、そこに一人で住む老人、やたら散らかった様子は、私たちに孤独と寂しさを感じさせます。ある老人の「お金がない」、「やることやったんだから早く死にたい」というネガティブな発言からは、不幸と恐怖を感じずにはいられません。

(過去記事からの引用:老後のお金が心配です。どうやって備えたらいいですか?

その後、多くのメディアで「老後破産」、「下流老人」などの不安を煽る報道がなされています。そのせいか最近では、私の勤め先でも老後のために、「60歳までに退職金を含めて3500万円準備する」ように促しています。
(過去記事参照:50歳で死の宣告!60歳になった時3500万円ないと生活できないよ!


ただ、少し疑問に思うことがあります。
果たして、「老後にそんなにお金は必要なのだろうか?」
と、いうのも、私は大学に入るまで、両親と祖父母と姉、弟との7人家族でした。祖父母は自営業者であったため、二人合わせても月15万円以下の年金しか受け取っていませんでした。私の両親は、祖父母の生活費の大半を出していたようです。

祖父母は既に他界していますが、そんなに預金があったという話は聞いていません。では、私の両親は3500万円という大金を祖父母のために使っていたのでしょうか?

同居していた私の感覚から言えば「No」です。ありえないと思います。5人分も7人分もそれほど食費、光熱費などが変わるとは思えません。月2万円も変わらなかったと思います。(祖父母は畑で野菜を作ることで家計を助けていた)

祖父母のお金の用途といえば、衣類、日用品、医療費と畑に植える種くらいです。たまに温泉旅行に行っていましたが、60歳から他界する90歳までに1500万円も使っていなかったのではないでしょうか。(あくまで私の想像ですが・・・)

「老後に3500万なんて大金が本当に必要か?」という疑問を持っていたので、以前から気になっていた「あんしん・お気楽!年金15万円のゴージャス生活」という本を読みました。今日は、その本の内容と私が感じたことを紹介しようと思います。



著者の紹介

夫婦2人で月15万円の年金受給者。公営住宅に住み、月の生活費は14万円、毎月1万円の貯蓄をしている。


自分の生活に対する著者の考え

年金15万円の我が家は、ワーキング・プア(年収200万円以下)と同じ所得層に分類されるが、どうも「プア」という実感がない。家の中は、大型テレビ、電話、パソコン、携帯、エアコン、あらゆる家電製品、ウオッシュレットなどに囲まれている。今の暮らしを自信が子供だった「3丁目の夕日」の昭和30年代と比較すれば、大金持ちの暮らしになる。

我が家には年金15万円のカネしか入ってこないから、不安がいっぱいか、といえばそれほどでもない。困ったときは、国に泣きつくと腹をくくっているからだ。「泣きつく」とは、生活保護を申請する、という意味だ。年金15万円は生活保護より低いレベルにある。何らかの理由で年金が大幅に削られた場合、不足分は生活保護から補充してもらうつもりだ。支給額は「生活保護費 - 年金」だから、数万円だろう。

公営住宅に住み、健康を考慮した腹7分目で生活していれば、本当に「したかった暮らし」は、我が家では、月15万円で可能だ。

諦めて生活している実感はないし、そんなことはしたくない。スーパーにパンの耳が一袋60円で売っているが、買わない。朝食には1枚60円のフランスパンの生地で焼いた食パンを食べている。

(引用元: あんしん・お気楽!年金15万円のゴージャス生活)

著者曰く、夫婦で月15万円の年金でも、柔軟な発想と法的知識(税と社会保障)の活用によって「老後不安」におびえず、平穏にくらせることを実生活を通して語っている。
それらの方法は次のようなものです。

 ・節約(固定費の削減)
 ・国、地方自治体の公的制度を積極的に利用する
 ・大学のレストラン、食堂を利用すれば通常の外食の半額
 ・クルマは費用対効果を考えてもたない
 ・本、雑誌、新聞は図書館を利用
 ・冠婚葬祭費ゼロ!見栄を捨て、義理を欠く生活スタイルを通す
 ・葬儀費用もほぼゼロ!死後は火葬場に直行。通夜も僧侶の読経もいらない
 ・墓は不要!石に100万円も払えるか!
 ・ゼロ円住宅!市営住宅の家賃は、3.5万円だが、固定資産税や修繕費がない
 ・キャッシュフローの把握
  (その他にも、これは使える!という技がありますが、詳細は本をご覧ください)

こういったことを実践すれば、月15万円の年金で十分。余った1万円を貯蓄に回せるということのようです。

私が感じたこと、言いたいこと

節約や公的制度の利用は、この本を読むまでもなく取り入れるべきだと思いますが、私がこれら以上にフォーカスしているのは著者の「マインド」です。収入が少ないことに対して必要以上に不安を抱かれていません。

自分が食べたいものを食べ、必要な物(家電製品など)を揃える。自分の収入を考慮して、不要な物(マイホーム、クルマ、墓、冠婚葬祭)を切り捨てる。実に合理的なやり方で、「年金のみで生活が成り立つ仕組みを構築」されています。そのため、自然と安心が生まれるのではないでしょうか。

私はこの本の著者より「必要な物」が多く、「不要な物」が少ないです。そのため、できるだけ資産を増やしたくて投資を始めました。しかし、年を重ねるごとに、それらは無くなっていきます。いつかゼロになるかもしれませんが、著者のように、「自分の収入だけで生活が成り立つ仕組み」を構築することで、安心した生活を送れるのだと思いました。

『老後不安』という心の火事を消して安心を手に入れれば、高齢者からお金を搾取しようとする人たちからも身を守れるのではないでしょうか。

「若者には希望を、老人には安心を」映画のセリフですが、いい言葉ですよね。

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プロフィール

りあるむえ

Author:りあるむえ
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