FC2ブログ

バンガード・トータル・ワールド・ストックETF【VT】とS&P500のリターンを比較するとVTを買いづらくなるのですが、それでも世界分散投資をすべきなのでしょうか?

世界旅行


日本人に大人気のバンガード・トータル・ワールド・ストックETF【VT】という世界中の大型株、中型株、小型株に投資できるETFがあります。



経費率は0.10%と低コストで、FTSEグローバル・オールキャップ・インデックスへの連動を目指しており、世界全体への分散投資に最適な商品です。



下記に示した2018年の構成銘柄を見ると米国企業が上位を占めているのがわかります。

VT保有銘柄



実際に国別構成比率を見ると、50%以上が米国で、50%弱をその他の地域で構成していることがわかります。

VT国別構成



ここで気になってくるのが、米国オンリーに他の地域を混ぜると、S&P500などの米国株オンリーと比べ、


① リターンは良くなるのか?
② ボラティリティ(標準偏差)は減少するのか?


この二つになると思います。


気になることは確認して、すっきりしたいので実際に比べてみることにします。(VTの比較対象として、S&P500への連動を目指すIVVを採用しました。データの引用は、ETFreplay.comからです。)



2015年~2018年
緑がIVV
青がVT
VT2015リターン


近々3年の比較ではIVV(S&P500)のリターンが高く、ボラも僅かに低いようです。


2012年~2018年
緑がIVV
青がVT
VT2012リターン

6年間の比較でもIVV(S&P500)のリターンがかなり高く、ボラも低いようです。


2008年~2018年
緑がIVV
青がVT
VT2008リターン

10年間の比較でもVTは、IVV(S&P500)の成績に劣後する結果となりました。つまり、VTは、世界中の大・中・小型株に分散した結果、S&P500に比べ、リターンが落ちるだけでなく、ボラも高くなっているようです。


このような状況が続いている中で、長期投資家は、世界分散投資をすべきなのでしょうか?



ひとつの疑問が生まれますが、私の考えを述べると、どちらも「あり」だと思います。



インデックス投資のバイブル本「ウォール街のランダム・ウォーカー」では、インデックスの基準指数は広範囲で包括的なものが良いと述べ、S&P500ではなく、世界分散投資を推奨しています。



未来は誰にも分らないので、これに影響を受けた人は、素直に世界分散投資を心がければ良いと思います。



あるいは、本記事で示したように、リターンやボラを比較して、成績の良いS&P500(IVV、VOO)やVTIといった米国株のみに投資するETFを選択する手もあるでしょうね。



結局のところ、資産形成で重要になるのは、一定の無リスク資産をキープして、右肩上がりの市場に投資し続けることだと思います。


【参考記事】愚直にバランスファンドを積立続けたブロガーの総資産増加が半端ない



一方、私はというと未だこの境地に達することができない状況です。笑



わりと自由にやりたいタイプなので、これまで、先進国、新興国、日本の株式インデックスファンドを用いて世界分散投資をしてきましたが、思うところがあり日本株式インデックスファンドを売却しました。


【過去記事】日本株式インデックスファンドは9/20までに全て売却しました



ただ、売買を頻繁に行っているわけではないので、こういったオリジナリティ溢れるインデックスファンドを用いた少しアクティブな投資をしても伝統的なインデックス投資に成績負けしないことは、以前からシミュレーションによって確認していました。



実際に、ここ数年の成績は、伝統的なインデックス投資と比べ悪くはありません。


【参考記事】王道のインデックス投資とインデックスファンドをアクティブに使った自分の投資成績を比較して、今後の方針を考えてみた



今後も新興国が不要だと思えば売却しますし、米国オンリーが良いと思えば、先進国株の積立を中断して、米国株に集中投資をすると思います。もしかしたら、また日本株に投資しているかもしれません。笑



このようにアセットアロケーションを自分の考えの変化に合わせて変更できるように、各アセットクラス単体のファンドをバラで買うようにしています。


今日は以上です。長い間お付き合いいただきありがとうございました。


もし記事がお役に立てば、クリックしていただけると幸いです。
にほんブログ村 株ブログ 投資信託へ
にほんブログ村
関連記事

コメント

No title

過去の特定期間を比較
銀行や対面証券など割高モデルの販売員がよくやる手法だね。

Re: No title

名無しさん

以下の過去記事のような評価なら特定期間ではないですよね。その他にもこの手のバックテストは良くやりました。

世界分散投資の長期積立はS&P500に大敗なのだが、それでも私が世界分散投資を選択する理由は?
http://realmuay.blog.fc2.com/blog-entry-199.html


ただ、何を主張したいかが重要な気がします。

コメントの投稿

非公開コメント

スポンサーリンク

プロフィール

りあるむえ

Author:りあるむえ
Real Muaythai(リアル・ムエタイ)
2児の父になって投資、節約などに興味を持ち始めました。ブログを通じてお金について語っていきます!

職業:会社員
住所:愛知県->静岡県
twitter:@MuaythaiReal


follow us in feedly

おすすめ証券会社

超低コストインデックスファンドシリーズ(たわらノーロード、iFree、ニッセイ)を取り扱っていて、地方銀行を含む多くの金融機関から、証券口座へ無料で引き落としが可能な証券会社は、次の2社になります。

SBI証券
楽天証券

積立投資を始めたい方に参考になる証券会社比較記事はコチラ<===

ページランキング(定期リセット)

最新記事

参考ブログ

コメントリスト

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

注意事項

当ブログの情報によって損害又は不利益が生じましても、管理人は一切の責任を負いません。

アクセスカウンター(2016/3/22開始)