つみたてNISAと個人型確定拠出年金(iDeCo)はどちらがお得ですか?
- 2017/11/19
- 12:15

こんにちは。りある・むえです。
最近、私の勤め先でも「つみたてNISA」や「iDeCo」といった国が国民の資産形成のために用意した制度を利用して投資を始めようという方が多いので、どちらがお得か考えてみることにしました。
考えると言っても答えは出ており、「個人型確定拠出年金(iDeCo)」の方が税制上お得となっています。
ゼニー薄さんが運営されているブログ「投資・節約の鬼!ゼニー薄のマネーセンス倶楽部」でも同様の意見が述べられていました。
とは言っても両方利用できるので、どちらか片方を選ぶ必要はありません。ただ、投資経験のない一般の方が、突然両方始めるのは少し敷居が高いように感じますし、積立てる資金がないという方もいらっしゃると思います。
税制メリットについて
で、どちらが税制上お得か?を考えると「つみたてNISA」より「iDeCo」の方が断然お得です。
「つみたてNISA」の利点は、
・利益に課税されない(通常なら利益に対して20.315%課税されます)
「iDeCo」の利点は、それ以上に大きく以下の3点となります。
①利益に課税されない(つみたてNISAと同様)
②全額所得控除される
③退職所得控除、公的年金控除が受けられる
この②、③の利点は大きく、なんとSBI証券の「iDeCo」で25年間、元本保証商品を積立てるだけで150万円以上の節税メリットがあります。以下参考記事です。
■個人型確定拠出年金で25年間、元本保証商品を積立てると150万円以上節税メリットがあるってホントですか?
税制上どちらがお得かは明白ですが、「iDeCo」は60歳まで引き出せないというデメリットがあるので注意が必要です。(お金を使わずに老後資金を貯められるのでメリットでもありますが)したがって、60歳までにお金を引き出したい。マイホームの購入資金や教育資金を貯めたいという方には「つみたてNISA」の方がお得になります。
どこの金融機関がお得か?
さて、「iDeCo」を取り扱っている金融機関は多数ありますが、加入手数料、口座管理手数料が無料で、低コストのインデックス投信を多く扱っているSBI証券がお勧めです。
興味がある方は以下のサイトから資料請求して下さい。もちろん無料です!
より詳しく勉強するために
「つみたてNISA」や「iDeCo」を利用する際に積立投資の利点を勉強したい方は、以下の記事をご覧ください。
■日経平均とS&P500の積立投資のリターン推移を見比べると、積立投資ってステキだと感じるのは私だけですか?
iDeCoについて、より詳しく勉強されたい方は次の本が参考になると思います。
■個人型確定拠出年金(iDeCo)のおすすめ本3選!
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