投資信託を毎月5万円積立てるのと毎年60万円積立てるのって、どっちが有利か知っていますか?答えは。。。

お金投資


最近のネット証券会社では、インデックスファンドなどはノーロード(手数料無料)が当たり前になっており、短期間に複数回、投資信託を購入したとしても、手数料分損するようなことはありません。



では、株価や為替が上下に変動する相場に対して、投資信託を毎月5万円積立てるのと毎年60万円積立てるのはどちらが有利なのでしょうか?(正解は後程)



ある特定期間を選択してシミュレーションすると、自分にとって都合のよい結果となる期間を選んでしまう恐れがあるので、次のような条件で検証します。


■架空のS&P500に連動するインデックスファンドに10年間積立てる
■1982年~2017年の36年間を評価

■毎月積立
5万円の定額積立(合計600万円)。10年間(1982年2月~1992年1月)を1区間として、異なる10年間を302区間評価する。1か月ずつずらして、最後は2007年3月~2017年2月で終了。

イメージは以下です。

1区間:1982年2月~1991年1月
2区間:1982年3月~1991年2月
3区間:1982年4月~1991年3月

300区間:2007年1月~2016年12月
301区間:2007年2月~2017年1月
302区間:2007年3月~2017年2月

■毎年積立
毎年2月1日に60万円分購入(合計600万円)。毎月積立同様に、異なる10年間を302区間評価する。全区間で必ず購入回数は10回となり、その区間の最後の月の株価でリターンを算出する。

参考情報ですが、購入日は2月1日ではなく、どの月を選んでも結果はほとんど同じになることは確認済です。

■コストなし
■配当無し


評価の前にS&P500のドル推移、円換算推移、米ドル/円の推移を確認しましょう。(1981年3月を基準として初期値100としました)S&P500の株価はヤフーファイナンスからダウンロードしたデータを使用しました。為替のデータは日銀のサイトからダウンロードしました。

SP500円-1981



で、早速ですが、10年積立投資のリターン推移(302区間)の比較結果です。
どんなグラフになるか想像してください。



まずは、自分の頭でイメージしてから答えを見てくださいね。













毎月-毎年積立比較


1992年1月の縦軸にプロットされた値は、1区間目1982年2月~1991年1月の10年間の積立リターンです。



上のグラフをご覧になった皆さん、株価や為替が上下に変動する相場に対して、投資信託を毎月5万円積立てるのと毎年60万円積立てるのはどちらが有利に見えますか?



答えは、どちらもほとんど同じです。毎月が有利な区間もあれば、毎年が有利な区間もあり、どちらも最大で8%ほど有利な区間がありました。(ある任意の期間だけを評価して、~が有利、~は合理的、~はリターンを決めるなどという不思議な論法には注意が必要だと思います。)



一気にまとまったお金を投資した方が有利という意見を主張される方もいらっしゃいますが、今回のようにしっかり時間分散した場合、結果はほとんど同じになります。(ただし、600万円を一括投資した場合は、時間分散されないので、結果はまったく異なります。)



また、今回の検証は、相場を読まずに機械的に投資することが前提であることを付け加えて申し上げます。



前置きが長くなりましたが、毎月だろうが、毎年(毎年に限らず、まとまったお金を一気に投資する手法)だろうが、どちらも同じ結果であるならば、やり易い方を選べば良いと思います



私なら、株価や為替の上下変動を比較的気にしなくて済む毎月積立を利用します。それに毎月の給料から余剰資金だけ投資に充てられるので便利な手法だと思います。



また、毎月積立を利用するならば、iDeCo積立NISAのような節税メリットがある制度を利用することが有効だと思います。



参考情報
今のところ、信託報酬最安バランスファンド「iFree8資産バランス」をIDeCoで利用できるのはSBI証券の確定拠出年金積立プランのみです。



以下のサイトからSBI証券iDeCoの資料請求が可能です。興味がある方はまず資料請求から始めてください。

SBI証券 確定拠出年金積立プラン(個人型401K)



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