
個人型確定拠出年金(iDeCo)には、投資信託だけでなく、元本保証商品があります。
例えばSBI証券の場合は、次の3つのような商品があります。
引用:SBI証券サイト
定期預金を選択するとして、運用益をゼロ(実際は金利により利息が得られます)と仮定しても、25年間積立て続けると、
150万円以上の利益が節税により得られるのをご存知ですか?
iDeCoの税制メリットを享受できるのは、次の3つの場面です。
① 運用時
② 拠出時(積立時)
③ 給付時(受取時)
①運用時の税制メリット通常なら利子に対して20.315%課税されますが、iDeCoならゼロになります。
ただし、今回は運用益ゼロを仮定しているので参考としての紹介になります。
②拠出時(積立時)毎月積み立てられる拠出額は人によって異なり、次のようになります。

で、この毎月の積み立てた掛金は全額が「所得控除(厳密には課税所得に応じて、所得税、住民税が控除されます)」の対象となるため
年末調整や
確定申告をすると払った所得税が戻ってきます。
では、いくら戻ってくるか
iDecoナビで試算してみましょう。


私の場合は35歳から60歳まで積立てると
207万円が戻ってくることになります。
皆さんも自分の条件を入力して計算してみてください。
③給付時(受取時)これまで積立ててきたお金(23000円x12カ月x25年=
690万円)を60歳で受け取るときには、
当然「税金」をとられます。(詳しい税金の計算は
過去記事を参照ください)
一時金で受け取る場合は「退職所得」となります。もし、あなたが退職金を貰えない、他に退職所得がない人であれば、税金を支払う必要はありません。なぜなら、
控除額が1000万円以上になるので690万円を受け取るために税金を支払う必要はありません。(所得控除の
207万円が丸儲けですね)
もし、40年働いて2000万円ほど退職金を受け取るとしても、支払う税金は
39万円になります。(基本的に、受取時の税金は非常に少ないです。詳しい税金の計算は
過去記事を参照ください)
したがって、25年間積立てた税制メリットは、
+207万円(所得控除)-39万円(受取時の税金)=
168万円となります。
これに金融機関に支払う手数料が加わりますが、手数料格安の
SBI証券ならば、25年間でも総額
6万円以下となります。
したがって、定期預金をSBI証券のiDeCoで積立続けると、168万円―6万円=
162万円の利益となります。これに積立続けた690万円+利息が返ってくるので老後も安心ですね!
投資の勉強が嫌だ、元本割れが怖い、投資信託って不安と思われる方は、元本保証商品でiDeCoに挑戦してみてはいかがでしょうか?!
興味がある方は以下のサイトから無料で資料請求できます。
SBI証券 確定拠出年金積立プラン(個人型401K)SBI証券の個人型確定拠出年金の資料請求申し込みは、以下の過去記事を参照ください。
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